ハリネズミの大学受験&生涯学習おぼえがき

海外現地校に通う長女が日本の大学を目指す!帰国生入試!この機に親も勉強始めました〜

新学期が始まりました!

こんにちは、ハリネズミです。

 

夏休みも終わり、4日から新学期が始まりました。

こちらヨルダンでは、夏休み明けから新学年になります。

金曜土曜が週末休みなので日曜日が週の始まりです。

 

写真は長女の教科書。

義務教育ではなくなったので教科書「購入」です。

?年前、高校入学が決まって、ちょっとワクワクしながら教科書を買いに行ったことを思い出しました。

 

アラビア語は右から左への横書きなので、教科書は右綴じです。

いちばん厚いのはコンピュータの教科書で、日本では「情報」に当たるのでしょうか。

この時代、どこにいても何をするにしても必要な知識ですよね。

 

長女は11年生になりました。日本の高校2年生に当たります。

小学校1年からずっと続けて学年を数えていくわけです。

義務教育が10年生までで、落第しなければ特別な試験なしに11年生になれます。

10年生を終えても卒業式みたいなものはありません。成績表をもらって終わりです。

12年生まで勉強して全国統一試験(タウジーヒ)に合格すると高校卒業と認められます。

卒業資格が有ると無いとでは「全然違う」らしいです。日本以上に学歴社会かもしれません。タウジーヒでは、全ての科目で合格点に達しなければいけないので、苦手科目があったりすると結構大変です。

 

タウジーヒは大学入試も兼ねています。

進学希望の大学、学部を登録する(第一希望から複数、相当数登録できる)のですが、タウジーヒの成績順に希望大学への合格が決まっていくのです。

結果的に、この大学この学部に合格するには〇〇点以上というふうに、序列みたいなものが出来ています。合格者の点数が高いのは、やはり医学部で、それから歯学部、薬学部。工学部(建築、土木)も人気、点数共に高いようです。

法学部についての話を聞かないのが意外でした。身近に希望者がいないだけなのでしょうか。

 

日本の大学希望の長女にとっても、やはりタウジーヒは重要です。

大学出願には高校卒業資格(または卒業見込みの証明書)が必要ですから。日本に限らず、多くの国で12年間の教育を修了していることが、大学出願資格になっているみたいですね。

長女にとっては、タウジーヒが共通テスト、日本での帰国生入試が二次試験ということになります。